UI/UX Design
asahi
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launch概要
期間 | 2019 ~ 2020 |
チーム | ディレクター4・デザイナー2 |
担当 | ユーザー調査/情報設計/UIデザイン/デザインシステム構築/フロントエンド実装 |
前年のロイヤルユーザーインタビューを起点に、トップページのリニューアルを行いました。関係者が多く長年大幅な変更ができなかった領域でしたが、調査を根拠にした情報設計とデザインの見直しで1年がかりで完成させました。
この結果、広告収益を維持したまま記事誘導率・訪問頻度を向上させることが出来ました。
また。デザインと合わせてCSS設計を見直すことで運用コストも下げることにも繋がりました。
背景
朝日新聞本紙の売上が下がる中、デジタル版の売上増は喫緊の課題でしたが、PVやUU数の割に売上は思うように上がっていませんでした。
前年に実施した大規模なロイヤルユーザーインタビューの結果から、編集・広告・開発など多職種のワークショップで分析し、3つのペルソナとAs-Is/To-Beジャーニーマップに整理したところ、旧トップページがユーザーニーズに合致していないことがわかりました。

課題
旧トップページではデザインの一貫性が失われ、求める記事や情報がどこにあるかわからないなど、利用に多大な学習コストがかかっていました。
また、パーツの増築やソースコードの継ぎ足しによりサービス側の運用も困難になっており、パフォーマンスにも影響を与えていました。ユーザー体験と運用基盤、両方の立て直しが必要な状態でした。
解決策
職種ごとに食い違う解釈を集約し、記事へのハブとなるトップページの適切な情報設計とデザイン変更が、記事誘導率や再訪率の向上に効果的と判断しました。
デザイン面は朝日新聞本紙AD監修の元、無駄を省き情報の見つけやすさを重視。変更できない部分(編集部や広告部の譲れない条件)をベースに、競合のデザインやトレンドを意識しつつ、今後のデザイン変更にも耐えうるデザインに仕上げています。
広告は記事の視認性を損なわない配置・サイズに調整し、読みやすさと収益の両立を図りました。

運用面ではCSS設計(FLOCSS)を導入し、その後のABテストや小規模リリースを高頻度で回すことが出来、管理コストの低下とUI改善スピードの向上にも貢献できました。

結果と学び
リニューアル前と比較して、トップページからの記事誘導率20%向上、サイト訪問頻度20%向上、広告誘導は維持(大幅な減収の回避)という結果になりました。朝日新聞デジタルは月間1億PV・月間UU3,000万という大規模なサイトですが、リリース後の大きな混乱や不満の声はほぼなく、静かに移行できたこと自体も成果のひとつだと考えています。